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私たちの目指すもの

社名の理由

当社は、飲食店のチェーン展開を行っている会社でありますが、
食品工業というメーカーの様な社名が付いているのは、理由があります。
それは、先代の澄川 正夫がチェーンストアづくりという壮大なロマンに触れ、自分自身の生きがいをそこに求め、道半ばに朽ち果てても悔い無しという決意をしたことによります。そしてフードサービス業の場合のチェーンストアは、製造直売業でなければならない。またチェーンストアづくりは、全社的に工場運営方式を採用しなければならないというところから昭和食品工業という社名が命名されております。

現状

私は、2003年3月に社長に就任致しました。就任してからの5年間は、赤字店舗のスクラップや我が社の強化に役立たない業種の取り止め等を行いながら、新業態の立ち上げ、組織改廃等を組織力のない中、矢継ぎ早に行ってきました。
2014年5月で、小麦冶13店舗、黒田藩8店舗、博多ラーメンはかたや10店舗、博多ラーメン「膳」5店舗、生粉蕎麦「玄」2店舗の計38店舗体制にまで成長してきており、組織力も徐々にではありますが、整備され、全社目的の共有化と問題点の共有化が出来つつあり、力を付けて来ております。

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Vision

私共はチェーンストア志向企業であるということと、Visionそのものの考え方とチェーンストアについての正しい認識から説明し、当社のVisionを話させて頂きます。
Visionとは、3〜5年努力したところで到底たどり着くことが出来ない壮大な目標を言います。例えば、100年誌の書ける企業にするとか、1兆円企業にするとか、会社の風土をトヨタ並みにするとかです。
チェーンストアについての正しい認識は、たくさんの店舗を運営しているとか、マニュアルで縛られ、人間性の創意工夫を押さえ込まれる、とか仕事を楽しめず、やらされ感があるとかは間違った認識です。
チェーンというものから連想するものがネガティブな連想をして単純に鎖、しかも重たい鉄の鎖で足に繋げてあったり、奴隷を連想したりして?
まったくそうではありません。
まず、チェーンから連想してもらいたいのは、人間関係の信頼関係の輪です。
私達の力で、私達のお店で、私達の会社で世の中を少しでも良くし、私達の住んでいる地域社会を元気に明るく、豊かにしていくこと。していけることに喜びを感じ、努力の限りを尽くす。働く仲間が同じ目的の元 互いを尊重しあい、理解しあい、個々人、個々の部署が確実に役割を果たしあえることで、最大の効果を上げ、先の目的が達成され、実感としてそれが地域社会の人々から感謝されていることが受け取ることが出来る時、会社としての一体感、地域社会との一体感が生まれます。それは、自信と誇りになり、会社自体をアドマイヤードカンパニー、グッドシチズンカンパニー(誰からも尊敬され、愛される会社) として成長させます。

経済的効果はもちろん当然のこととして、地域社会との揺るぎ無い信頼関係を築けた時、本物のチェーンストアになれたと言うことです。その状態が出来るまではチェーンストアを志向している企業ということなのです。
企業と地域社会の信頼関係構築という点でわかりやすいアメリカでの事例があります。
アメリカにシアーズローバックというGMS(ジェネラルマーチャンダイズストア)があるのですが、1970年代のオイルショックによりあらゆる物が高騰し、シアーズも耐え切れず、値上げに踏み切った。すると地域の人々がプラカードを持って抗議デモを行った。プラカードには、「シアーズよ!! 我々を裏切るのか!!」だった。いくらでも似た様なお店はあるのに、シアーズほど地域社会の人々の生活を支えていた企業は他になかったということです。日本だったら、値上げしてもお客さんが見放して単に客数が減るだけです。
チェーンストアとしての社会的存在意義は、地域社会の人々と日常の暮らしを守り育て、真の信頼関係を構築することにある。これが出来て初めてストアロイヤルティの確立と言えるのです。

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経営理念

Commit 性根を入れろ! 本気になって仕事と取り組め!!
性根を入れることで全ては、正しく機能し始めます
Strong Heart = True Heart
Why? 因果関係で捉えよ!(全ては、原因と結果がある)
突き詰めよ! 疑問をなくせ!
Think = Learn

流通業は、変化即応業と呼ばれております。マーケットはどんどんいろんな角度、要因で変化してきております。短いタームで見るとそう変化しているようには見えませんが、3年、5年、10年と言うスパンで見ると確実に大きく変化してきております。変化の方向性を確実に読み取り、対応できるように自らを変化させていかないと氷河期時代のマンモス茹でガエル現象に至って死滅してしまいます。
私共、フードサービス業はストマックシェアの獲得合戦を同業他社、異業種他社と繰り広げております。例えば1日に3回食事をするとして1週間では、21回の機会がある訳ですが、そのうち家で食事を取る時、これもスーパーで食材を買ってきて調理する場合、もしくは、惣菜などの調理済み品だったり、外での食事も家から弁当を持って食べたり来たり、近くのコンビニエンスストアで買ったり、うどん屋や、ファミリーレストランだったり、と言う様々な選択肢があり、供給側から言うと競争相手がどんどん増えてシェアが奪われるということになります。
その中で生き残っていくと言う事は、消費者から選ばれやすいように自らを変化させるということです。それ無しに、お客が減ったからという理由で販売促進ばかりやっても意味がないということです。気づいたら茹でガエルになっていたということに成りかねないのです。
消費者から選ばれやすいように自らを変化させるとは、安全安心で、より便利で、より気軽で、より安価で、より楽しいを徹底的に突き詰め、検証し徹底力を増すことで他社との差別化を図ります。会社としてのこの一連の改善活動のことを標準化と言います。この標準化活動そのものが会社の競争力を持ち上げ、会社に活力を与える原動力になっていくのです。
現状のさらに厳しさを増していく競争状態の中で、真に消費者の生活を豊かに便利に変革できた企業が生き残っていく。消費者の潜在ニーズを適格に捉え続けることが出来る企業。別の言い方をするとより低価格とより単一機能を実現、維持、向上することで消費者の潜在ニーズを創出し消費生活を豊かに変革すること。
消費者ニーズを捉えきれない企業、対応がズレル企業は、客離れがおき、ジリ貧消滅ということです。

このような状況の中で、企業としての経営活動は、先の大目的を達成する為に編成された機能的な部署、その中での個々人の役割が有効かつ効率的に仕事が行われ、かつ同時に人が成長、育っていく、能力開発され続けていくことが最も大事な競争力の源泉に成って行きます。その個々人にピンポイントを当てたときCommitとWhy?が個々人の仕事の仕方として習慣化し、根付いていなければならないのです。出来ない理由等ないのです。どうすれば、出来るかを真剣に科学的に詰めて考え抜くだけです。そして、何度でも出来るまで、執念でやり切る、やり抜く徹底した態度、行動が絶対条件です。
考えるとは、語彙と語彙を繋げて意味を持たせ、論理構成することです。と言うことは、まず使える語彙を増やすということです。要するに学ぶということです。そして原因と結果の因果関係を見つけ出すとは、3現主義に乗っ取ってです。(現場、現実、現物)机上の空論は排除します。無責任体制と大企業病の排除ということです。

お客様が最も信頼を寄せるもの それはいつも変わらぬ売価なのです。品質も当然ありますが、それは、売価に対する信頼の一部なのです。アメリカのハーバード大学のマックネア教授の「小売の輪」というのがあります。いつの時代もそのとき王者であった企業もより低価格の業態が出現し、王者を交代していくというもの。
ですから、価格引下げ能力のある企業がいつもマーケットを牽引していく。損益分岐点引き下げ能力を向上させ続けることが競争力と成長力の源泉になっていくのです。
当社で働く人々の努力方向は、
Low Cost OperationEveryday Same Low Price 作戦なのです。
しかし、これはそう簡単に出来ることではなく、世の中に影響を与えられるような専門家を多数育成確保し、世の中を自らの手で豊かに変革していくことに努力の限りを尽くせる熱い情熱集団、企業風土が出来てはじめて実現できることなのです。
地域社会、そこで暮らしている隣人の人々の暮らしを見つめ、少しでも健全な社会、豊かな社会をつくり、子供たちがその恩恵を受け、価値を認め、さらに少しづつでもより豊かな社会を造っていけることに喜びを感じるように、世代が繋がっていける様に努力の限りを尽くせる人。自分が生まれてきた使命感をそこに見出すことが出来る人。・・・・・

地球の年齢は、46億年 私達人類の寿命は、・・・わずか70〜80年 瞬きのような一瞬です。その一瞬の人生に生きる意味を見出し、使命感あふれる情熱を感じれることが素晴らしい生き方 人生なのだと思います。本当に自分の人生を意味あるものに出来るかどうかは、私的なものではなく、他人の為に奉仕することだと思います。この奉仕の精神に立って企業のあり方を考えたり、仕事としての意味づけをしたりすることでスケール感がより大きくなり、誰も成しえない壮大な一大事業が成し遂げられるのだと思っています。

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